〜海外の独創的な工業製品を、日本の製造現場へお届けしております〜
HOME | オイル品質テストキット

オイル品質テストキット

OIL QUALITY TEST KIT

 

定期的なオイル分析により、機械設備を保全、生産性を向上

■ Kittiwake DIGI水分テストキット FG-K6-101-KW+ -EasySHIP-(水素化合物反応法)

  測定レンジ:0.02-1.00%, 0.1-10%, 0.1-20%, 100-3,000ppm, 200-10,000ppm 測定時間:3分
 

カールフィッシャーのようなラボ級の数値精度( ±ppm等)を保証する測定機ではなく、 3分間で ppm/%表示できる、日常の状態監視・トレンド管理できる水分テストキットです。
 密閉した測定セル内で、オイルサンプルと試薬を反応させて発生する圧力をセンサーで測り、水分量に換算します。水酸化カルシウム( CaH₂)を使う方式(=水と反応してガスが出る)を採用しております。

高価なカールフィッシャー水分計の精度を要求されない、日々のオイル品質管理用の水素化合物反応法を用いた油中水分テストキットです。
測定・メンテナンスも簡便で、トレーニング不要でどなたにもお使いいただけます。マニュアル計算式の簡易デジタル油中水分測定キットと自動測定式のDIGI水分テストキットの2モデルをご用意。
酸価測定試薬は、試薬の滴下数のみで酸価値を測定できる便利な試薬セットとなっております。
ポケット粘度計・ビスゲージは、校正された標準油内の測定球と、測定したいサンプル油中の測定球の落下速度を利用した粘度計です。テスト用既知粘度油もご用意しておりますので、どなたにでもご使用いただけます。

 

DIGI水分テスター測定ユニット
ハイレンジ・ローレンジ

KITTIWAKE消耗品・水分測定用試薬
(FG-K2-101-KW)

測定ユニット
試薬収納部+Oリング

■ 簡易油中水分テストキット (最大測定水分量12%)※測定圧力値より早見表で換算

デジタルアナログ計で読み取り

測定ユニット部

試薬投入部

■ Kittiwake DIGI全塩基価(アルカリ価)テストキット FG-K6-004-KW+ -EasySHIP-
用途: エンジンオイル・船舶用潤滑油・シリンダーオイル・潤滑油

  測定レンジ:1〜150BN(mg KOH/g) 測定精度:±5BN or 10 % 測定時間:2分

全塩基価=アルカリ価 (TBN) は、油サンプル 1 グラムあたりの水酸化カリウムのミリグラム数 (mg KOH/g) で表される塩基性の測定値です。
TBN は石油製品における重要な測定値であり、その値は用途によって異なりますが、一般的に潤滑剤では 6~8mg KOH/g、一般的な内燃エンジンの使用では 7 ~ 10mg KOH/g、ディーゼル エンジンの動作では 10 ~ 15 mg KOH/g の範囲になります。
船舶用潤滑剤の TBN は一般に高く、約15~80mg KOH/g です。より高い TBN値レンジは、潤滑剤の交換が必要になるまでの過酷な動作条件下での稼働期間を長くするように設計されているためです。

測定原理は、油中の添加剤塩基物質と試薬が反応してガスが発生します。使用済みオイルのガス圧と新油との低下比率で比較します。DIGI+は、一度測定した新油の発生圧力値を基準値として保存し、複数の圧力値を OIL TYPES としてメモリに保存できます。使用済みオイルを測定する前に、必ず新油を測定し校正値として保存する必要があります。
DIGI+ は最大 8 つの異なるオイルタイプの校正データを保存可能で、PC接続スマートモードを使用する場合、最大 10 種類の異なるオイルタイプの校正データを別途保存可能です。
• 鉱物油中の BN(mg KOH/g) の減少を示します
• エンジン/装置内の汚れや、部品の酸化腐食を避けるために、油の塩基価(BN)を測定します

■ Kittiwake 酸価測定キット FG-K24743-KW (酸価値 KOHmg/mL)

KITTIWAKE酸価測定消耗品

現場で簡単に測定できます

試薬滴下量ガイド表

一般的な油圧作動油の酸価(TAN/mg KOH/g)の作動油の判定基準(目安)

鉱物油系では、TAN: 1.0 mg KOH/g以上が要注意(原因調査・経過監視強化)となり、TAN: 2.0 mg KOH/g以上では、更新/交換が推奨されております(鉱油系油圧作動油の一般的推奨上限値)。
また、新油TANの約2倍で要交換という経験則(ただし油種・添加剤で初期値の高低の違いがあり、あくまでも目安)新油基準からの増加ベースを相対比較管理する手法があります。
作動油での酸価値管理は、絶対値より「増加トレンド」が重視され、採油ごとに上がり続ける/急増するなら、酸化・混入(水/他油種/薬品)・過熱・添加剤枯渇など原因切り分けてご判断ください。

■ ポケット粘度計・ビスゲージ モデル38:8~200cSt モデル76:20~400cSt

ビスゲージ本体

オイルサンプリングの様子

測定の様子

ビスゲージの概要
携帯して現場で即時に粘度変化を把握でき、粘度のトレンド監視で異常の早期察知に使える優位性を有しているポケット粘度測定器で、既知粘度の基準油と測定油を同じ温度条件にして、傾けたときの球の動きを比較して測定します。
ストップウォッチや温度計なしで読み取れる設計で、測定結果は、動粘度表示(cSt)@40℃相当となります。また、測定時の推奨条件として約27℃・傾け角は3045度で、測定外乱を軽減する目的で、数回の測定平均で精度が95%以上に高まります。
尚、長期間使用しない場合は、新油を入れて保管してください。

■ 鉱物油・合成油用 オンライン型油中飽和水分センサー モデル:FT-RH485 (RS485シリアル/Modbus)

FT-RH485油中飽和水分センサーは、4-20mA出力センサーではなくModbusデータ通信方式を採用することで、汎用性が大幅に向上しました。
 

 
作動油、潤滑油、ディーゼル燃料等に含まれる飽和水分(溶存水)をオンラインで検出でき、遠隔状態監視用のOEMセンサーとして特別に設計されました。
また、フィルターテクニック社の受賞歴のあるオイルパーティクルカウンターシリーズにも搭載されています。油中の飽和水分レベルと油温を測定し、危険な油中自由水の存在を警告することが可能となります。

ラボのカールフィッシャー分析結果(ppm)と同じ単位で管理したいという考え方により、PPM表示を求められるユーザーも多いのですが、作動油・潤滑油管理の本質は、油の中に水が何ppmあるかよりも、「その温度・その油種で“水が油中に保持できる余裕がどれだけ残っているか」、「遊離水化や腐食・劣化が起きる危険域にどれだけ近いか」を、センサー運用で可視化することが最大の目的となります。
 
飽和水分(%飽和)は「今この条件で、遊離自由水が発生するか否か」に直結する飽和度把握の最大の強みとなります。

  • 100%:溶解限界で、これ以上は遊離自由水や乳化水が出る
  • 70–90%:かなり危険域(要注意・要対策)
  • 0–40%:安定状態

飽和点(100%)に近づくほど、少しの条件変動で遊離水が出たり、金属表面に水膜ができたり、添加剤反応が進んだりします。この「危険域との距離」を表すのが飽和度で、PPMはそれを直接表すことができません。
その危険域は、絶対量(PPM)よりも 飽和度(%)で決まる部分が大きいからです。
したがって、油種差・添加剤差・劣化差、運転温度差・温度変動、装置ごとの運用条件の違いがある実装現場では、PPMより飽和水分センサーの方が、閾値設定・異常検知・保全アクションに対して技術的に理にかなっております。
 
オンライン設置運用では、油温・油種・劣化状態で数値が変わるPPMよりも、オイル・設備の危険度を一貫して読める飽和水分量の方が「保全の意思決定」に直結しています。

飽和水分センサーは、こういう「運転条件の変化で危険域に近づく挙動」をそのまま指標に反映しており、特に、停止・夜間冷え・冬季の低温側でのリスク(析出水・サーボ不具合等)を管理する際にも飽和度監視を推奨しております。
 
また、多くの潤滑油・作動油は、温度が上がるほど水を多く溶かせます。その結果、温度上昇→“溶ける上限”が増え、温度低下→“上限が減り”、同じ水分量でも遊離自由水化しやすい状態となります。PPMセンサーを温度補正しても、本質的にはPPM値が、今の温度で飽和の何%なのか?が分からないと、設備に対するリスク判断ができません。
 
作動油・潤滑油管理で重要なのは[閾値での保全対策]となり、飽和指標が現場運用しやすいのが技術的にご理解いただけると思います。